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第2回道コンを終えて~入試と道コンについて~

2010年08月25日(水)

受験生の皆様、お疲れ様でした。

  

今回の道コンは、いかがでしたでしょうか? 中3道コンの問題は、「難しい」という印象を持たれた方が多かったかもしれません。

  

今春の公立高入試は、昨年に比べ、全体としては標準問題・裁量問題ともに、難度がさらに上昇しました。裁量問題では、国語・英語は導入初年度の出題傾向をふまえながらも、多少解きやすくなりましたが、数学だけはさらに難化し、トップ校受験者でも60点満点中30点前後の受験者が続出する結果となりました。

  

道コンでは、これまでご案内した方針をふまえ、引き続き、裁量問題を意識した出題を行っています。中1・中2については従来通りで大きな変更はありませんが、中3については、従来よりも10点前後(5科目計)難度を上げた、やや難しめの出題を意図しています。

  

今回の中3の出題は、数・英がやや裁量問題寄りの出題となったため、難度が高めになりました。いつもに比べ、得点上では結果が思わしくなかった人が多いと思いますが、結果を見て一喜一憂するのではなく、弱点を克服するよい機会だと前向きにとらえていただければと思います。

  

ミスした箇所はその人の弱点を表していますので、復習でしっかり補強すればプラスに変わります。道コンのような模擬試験を受ける意味は、合格判定ばかりではなく、その人の弱点が明確になり、それを克服する機会が与えられることにもあります。

  

中1については、国語がやや難しかったものの、全体としては妥当な結果となりました。中1は出題範囲が狭く、学習内容も限られているため、例年得点が出やすくなっています。今後も油断せず、学習を継続しましょう。中2は数・英が多少難しめでしたが、こちらも全体としてはほぼ妥当な結果でした。

  

入試と比較した道コンの難易度をまとめると、

中1・2道コン < 入試標準 < 中3道コン < 入試裁量

のようになりますが、今回8月の道コンは、

中1・2道コン < 入試標準 < 中3道コン ≦ 入試裁量

に近い結果となりました。

  

夏休みが終わり、中3生はこれから本格的な受験勉強が始まります。部活が終わり、なかなか受験モードに切り替えられない人も少なくないと思いますが、「まだ半年あるので大丈夫」と油断していると、あっという間に入試当日になります。道コン受験生OBの高校受験体験記を読みますと、「もっと早くから受験勉強を始めていればよかった」という声が非常に多いのに気づきます。

  

一般に、本格的に受験勉強を始めてから結果が出るまでに、およそ3ヶ月かかります。夏休みをのんびり過ごしてしまった人は、今すぐ勉強を始めたとしても、成績が伸び始めるのは冬頃になります。そう考えると、スタートが早いことに越したことはありません。幸い、受験勉強は陸上競技と違って、スタートにフライングはありません。道コン受験生は、先輩方の経験をムダにせず、スイッチを早めに切り替えて、あとで後悔することのない受験生活を送りたいものです。





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